おはようございまーすっ!
一日遅れになってしまいましたが、
本日もakanismがカナダの田舎から現地の旬な情報をお届けします♡
さて12月に入り、クリスマスシーズン真っ只中なカナダでは、
みんなお家の周りにド派手〜なクリスマスライトや
ブローアップサンタなんかのデコレーションを飾り出してるよ。
それを見る度に、「嗚呼、また来てしまったよこの季節・・・」っと
実は毎年、若干憂鬱〜な気分になってしまううちら。
今では完全に消費主義的なイベントになってしまったクリスマス。
毎年特に使わないようなものを沢山もらったりあげたりして、
結局最後はゴミになってしまうことが多かったりするのが実情。
今までは時間とお金と労力を割いて、私たちもファミリーひとりひとりに
いくつかのプレゼントを見繕っていたんだけど、
これからは少し違った形の贈り物でもいいんじゃない?という話に。
クリスマスの本当の意味って大切な家族と美味しい食事やお酒を楽しんだりして、
みんなで一緒に時間を過ごすことにあると思ってるから。
で、その時間を通して普段の感謝の気持ちや愛を伝え合ったりすることにあるのかなと。
でもクリスマスディナーに完全に手ぶらで行くわけにも行かず・・・(苦笑)
ということで!
相方と二人で考えたのが、”Intangible or Consumable Gift”はどうかということ。
要するに、「実体のない、もしくは消耗品のみの贈り物」=ゴミにならない。
そこで今年私たちが選んだ家族へのクリスマスギフトをシェアするよ。
《相方のお父さんと奥さん》・・・遺伝子検査キット
「ええ?」と思う人も多いと思う(笑)
いきなりなんだ?!って思うよね。(自分でも思った笑)
私たちが今回オーダーしたのは23andmeという有名なシリコンバレーの会社のもの。
送られてくるキットに採取した唾液を入れてアメリカのラボに送ると、
後日結果が送られてくるというシステム。
自分の人種構成や先祖の起源などが詳しくわかる「Ancestry Service」というタイプと、
それプラス特定の病気に関する遺伝子リスクなんかも詳しくわかる
「Health + Ancestry service」というタイプと2種類あるみたい。
今回私たちはシンプルな前者をプレゼントすることに。
テーマとしては、今まで思ってもみなかった自分の先祖や
ルーツを知ることによって「自分自身への旅」に出てもらうこと。
特にここ北米は移民の国だから、驚きの結果が待っているはず・・・
そしてももう一つのテーマは、
「人種という概念自体を考え直すきっかけにして欲しい」という願いも込めているよ。
《相方のステップシスターと旦那》・・・CSAサービス
まずCSAって何かなんだけど、
Community Supported Agricultureと言って、
地域の消費者が
地域の農家から
自家消費用の農産物を
代金前払いで
直接定期購入するシステム。
日本では殆んど行われていないらしいんだけど、
うちは田舎だから、この辺りにCSAをやっているファームが3件あるよ。
その中から、相方の友人ファミリーがやっているファームの
バイウィークリーのCSAサービスをプレゼント。
私たちがプレゼントするのは、
年間ではなくシーズン中のみ(初夏から秋にかけて9回分)なんだけど、
隔週で種類が豊富で新鮮な季節のオーガニック野菜を箱にいっぱい届けてくれるよ。
都会の生活で忙しくしているけど、
料理が好きで、食に関心のある二人には喜んでもらえるかなぁと思ってるんだけど・・・
他にはファーム訪問や収穫体験ができたり、
季節のイベントに無料で参加できたりとシェアホルダーとしての特典も色々あったり。
そしてCSAの目的(以下)と私たちの信念とが重なり合うから尚良し!
①食の生産と消費について、直接的なつながりを持たせることで、生産者とそれを支持する地域のコミュニティとの 間に、強力なかかわりあいとパートナー・シップを生み出させる。それによって、地域経済を強くさせる。
②将来にわたる地域の土地利用のありかたについて、地域の人々の意識を目覚めさせる。
③CSAは、家族農業を地域の人々で守る運動でもある。CSAによって、小規模農家が多様な種類の作物を作れるようになることで、農業者間での交流や協調の体制ができる。また,小農を守ることによって、オープン・スペース がか確保され、野生生物の生息地や生態系が守られ、地域の環境が維持できる。
(http://www.sasayama.or.jp/opinion/S_23.htm より抜粋)
《相方のお母さんとパートナー》
「何も要らないよ〜!」
「どんどん年老いていくのに、逆に物が溢れすぎて困っている!」と言われたから、
微々たる金額ながら、プレゼントの代わりに、
彼らの名義でチャリティーに募金をすることに。
特に動物が大好きでいつも環境保護の重要性を説いている
お母さんのパートナーの意思を尊重して、
生物生息地の確保や希少野生動物や生態系の保全活動を行う
Nature Conservancy of Canada という非営利団体に募金する予定。
あとはちょっと良いワインと手作りのスイーツでも持って行こうか・・・
その他のギフトアイデアとしては・・・
- カップルのお料理教室&ワインペアリング
- 自分だけのワイン作り(お店で発酵・熟成・ろ過作業してくれる)
- スポーツ観戦観戦チケット
- 写真撮影サービス
- マッサージ など・・・
実は、基本的に私も相方もあまり物欲がなく(食欲はあるけどね笑)、
お誕生日、記念日、バレンタインとかそういう系はほぼやらないんだ、、、
その代わり、特別な日には美味しいものを作って食べたりはするよ♡
「これ欲しい!」とかあまり思いつかないから、
どうしても欲しいものがある場合は、
それぞれ自分でお金を貯めて自分が欲しいものを買う感じ。
「可愛くねーなー!」と言われればそこまでなんだけど(苦笑)・・・
でも本当に私たちは今の所それがベストなスタイル。
だから希〜にちょっとしたサプライズプレゼントなんかをすると
リアクションが100倍くらいで返ってくるよ(笑)
相方の場合は、養蜂に関する本やキットを贈るとまず間違いないし、
akanismの場合は、きのこ関係の本とかツールをもらうとテンションアゲアゲ(あはは)
ということで、
今回は「モノじゃないクリスマスプレゼントのアイデア」をご紹介しました。
今年は、いつもと少し違ったクリスマスプレゼントでサプライズしてみませんか?
Keep warm,
ぉ