恐怖のブラックフライシーズンが始まったケベックの田舎から
グッドモーニンッ♡
丁度この時期5月の終わりくらいから
6月の初めにかけて発生する
ブラックフライ。
日本語では「ブヨ」、
関西では「ブト」って呼ぶよね。
フライだからハエの仲間。
蚊みたいに刺してくれたらまだいいんだけど、
こいつらは皮膚を噛み切って血を吸ってくるから
ものすごくタチが悪いのだー!
だからやられた瞬間「痛っ!」って・・・。
ブラックフライ自体はすごく小さくて
3ミリくらいの大きさなんだけど
なんせ物凄い数がいるから、
この時期は無駄にお外でじっとしていられないよ。
ちなみにカナダ人、特に田舎で育った人たちは
ブラックフライは超慣れっこで、
顔の前にブイブイ飛んでたり
耳にいっぱい停まってても普通にスルーで、
たま〜に手で振り払う程度。
恐るべしカナディアン。
akanismはいつも狙われて凄く噛まれるんだけど
少しアレルギー反応を起こすのか
噛まれた後の腫れが熱を持ってなかな引かなかったりするから
今は外に出るときは頭から被る防護服を着てるよ(笑)
ちなみに普通の蚊よけスプレーは効きませんー。
ということでこのハエと悪戦苦闘中のakanismなんだけど、
この時期だからこそ楽しめることも沢山あるんだよ。
まずはお花。
野生のものから自分で植えた多年性のものまで
毎日色んなところで次々と綺麗な花を咲かせてるよ。
↓↓↓ これは野いちごの花 ↓↓↓(と言うことはもうすぐ野いちご摘みですなぁ、、、)
正直、今まではちらほらとお花とかが咲いてるのを見ても
「あ、綺麗。」程度にしか感じなかったんだけど
最近はどんなに小さい花が咲いてるのを見つけても
心がほっこりして小さな幸せを感じるようになったのは
自分でも本当に不思議だなと思う。
野草では今はトリリアムがあちらこちらに咲いてるよ。
日本語では「延齢草(エンレイソウ)」というユリ科の多年草。
ふとした時にそこに咲いてる、
私にとってはミステリアス〜なお花。
葉っぱも花びらも「3」枚づつっていうのも意味深よね、、、
本当かどうかは分からないんだけど
相方曰く、一度抜いたら二度と生えてこないらしい。
気をつけないとね。
この辺りでは白をよく見かけるんだけど
偶然赤も見つけてテンション
あと、今シーズン真っ只中なのがFiddleheads。
日本語では「ゼンマイ」で多年草のゼンマイ科・シダ植物。
この時期だとスーパーに行っても
生のものを買えるところもあるんだけど
うちの敷地内にこれでもかっ!ってくらい群生してるから
自分とこで摘んでみた!
ぐるぐる巻いてある葉が開いてきたらもうダメだから
新芽の開いてない状態のものを摘むよ。
ちなみにゼンマイには男と女があって
男ゼンマイを全部摘んでしまうと
次の年にそこにゼンマイが生えなくなるから
摘む時は 男ゼンマイと女ゼンマイを
最低でも1本づつ残しておくようにするらしい。
それにしてもこのゼンマイ、
ものすごいアク!
アク抜き作業として塩を入れたお湯で10分程度茹でるんだけど
鍋のお湯が真っ黒くろすけ!
こりゃそのまま食べたら肌荒れそう・・・
日本では煮物にしたり和え物にしたりするみたいだね。
美味しそう〜沢山あるからやってみよう〜
(結果は次回のブログ投稿でね♡)
今夜はとりあえずガーリック、バターでさっと炒めてから
パスタにでも入れてみようかな。
うちのワンコ(セーちゃん)の鼻からも
びろ〜〜〜んって遊んだりね
あと、これは自然の季節ものではないんだけど
akanism家では春・夏恒例のコンブチャ。
(冬は暖かいの飲むから一旦お休み。冷蔵庫で冬眠・・・)
え?昆布茶??
ノー。違うよ。
KOMBUCHA。
日本語では「紅茶きのこ」とも言うらしいんだけど
ここ数年また世界中で話題になっている
健康や美容にいいとされる発酵飲料。
いろんな種類のお茶を使うこともできるそうなんだけど
うちではベタに普通の紅茶をお鍋で炊き出して
砂糖を溶かした後、
室温まで温度が下がったら
蛇口付きの大きめのガラス瓶に入れ替えて
そこにゼリー状の産膜性酢酸菌(マザーとかスコービーって呼ばれる)を入れて
約2週間程風通しのいい暗がりに置いておけば出来上がり。
ずっとおいておくと発酵が進んでお酢みたいになるから
早めに飲んじゃうか、
無理な場合は他の容器に移して
冷蔵庫に入れておけば発酵を抑えることができるよ。
まあ要するにお酢を作るプロセスと一緒なんじゃないかな?!
味はりんご酢をソーダで割ったようなリフレッシングな喉ごしで美味しいよ!
特に夏場は気温と湿度が高い分、
成長が早くシュワシュワ〜ってなって更にグッド♪
うちではすりおろした生姜を入れたり、生姜ビールと混ぜるのがお気に入り。
興味のある人は一度調べて見てね。
スコービーは株分けしてもらわないといけないから
もし近くにKOMBUCHA育ててる人がいたら分けてもらえるね。
最近はインターネットでも買えると思うけど。
と言うことで今日はここまで。
次回もどんどん移りゆく春・初夏のカナダの様子をご紹介するのでお楽しみに!
P.S.
彩花苑の店頭には涼夏・和スイーツが並び始めてるよ〜