こんばんは☆
先週末がちょうどThanksgiving(感謝祭)だったから、
みんなが待ちに待った4連休だったんだけど、あっという間に終わってしまったー!
カナダのThanksgivingは、毎年10月の第二月曜日に当たる日(またはその週末に)に、
家族や友達が集まって、七面鳥のローストや沢山のご馳走、
そしてこの季節ならではのアップルパイやパンプキンパイなどを
の~んびり食べて過ごす、日本のお正月のような感じだよ。
ちなみにアメリカのThanksgivingとは、時期も意味合いも異なってくるんだけど、
カナダでは一般的に「豊かな収穫と自然(神)の恵み」に対して感謝をする日といわれてるよ。
さて、このThanksgivingの七面鳥ディナーに欠かせないもの、何だと思う?
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実は、『クランベリーソース』!
缶に入ったジャムのようなゼリー状のものを使うことが多いみたいなんだけど、
本来なら、新鮮なクランベリーを煮詰めてお家で作るもの。
その採れたて新鮮なクランベリーが手に入るのがちょうどこの時期♡
しかも、なんとakanimの住んでいる場所から30分ほど南に行ったところに、
クランベリーファームがあるのだー!
丁度毎年この週末に、地元の人たちが企画する「クランベリーフェスティバル」があって遊びに行くんだけど、
いつもその頃にはもう収穫が終わっていて、実は今まで一度も収穫の様子を見たことがなかったのだー(涙)
でも今年は比較的暖かい日が続いているから収穫時期がずれ込んでいるらしく、
ラッキーなことにその様子を見ることができたよ!
え?!何で水を張った池にクランベリーが入れられてるの?って思うかもしれないけど、
これが少し特殊なクランベリー収穫方法なのだ~
まず。クランベリーはこんな感じで10センチくらいの低木になるよ。
広大な敷地に幾つもある畑から、手作業で収穫することがとても困難。
じゃあ他の農作物みたいに機械で刈り取れないの?と思うかもしれないけど、
実はクランベリーにはそれができない理由が、、、
クランベリーは成長するまでに16ヶ月もかかるんだけど、赤く熟れたフルーツの横には
翌年に実る芽?!が付いていて、機械を使ってしまうとこの芽まで刈り取っちゃう・・・
ということで、クランベリーの収穫方法は、クランベリーがなっている畑に水を張り、
木ごと完全にアンダーウォーター。
でもね、クランベリーって中に空気が入ってるから、浮くのだ!(これに気づいた人すごいよね)
で機械を使って水中の低木を揺さぶってクランベリーを浮かせる感じ。クランベリーのプール!
でそれをこれまた大きな機械で水ごと吸い取る。
で、その機械を通る時に、要らない水は反対側の水路へ、そしてクランベリーをトラックの荷台へ。
で、メカニズムがイマイチわからないんだけど、それをまたまたベルトコンベアーのある機械に通す。
そして選ばれしクランベリーだけが、出荷されて行くというね。
実はクランベリーってカナダに来るまで見たことも食べたこともなかったなぁ。
別に普通に食べて美味しいかと聞かれると、「んー」「?」で、一般的には加工してから食す感じだと思う。
大体クランベリーソース以外だと、ジュースやジャム、マフィンやスコーンにしたり、
あとはフレッシュなものをお肉の煮込み料理に使ったりという感じかな。
まあ今年は念願の赤いクランベリー絨毯が見れて大満足な週末になったよ。
このフェスティバルには、このエリアのファーマーやアーティストたちが少し来ていて、
akanismも知り合いが育ててるうずらの卵や、手作りジャム、
あと手作りのホワイトスプルースエッセンシャルオイルとか色々買っちゃった♡
ということで、次の大きな祝日はクリスマスだね・・・嗚呼、早いね一年・・・
See you next time!
xo