一層ずつ職人の手で丁寧に焼き上げました。

自社工場にて、一層ずつ職人の手で丁寧に焼き上げたこだわりのバウムクーヘン。
しっとりふわふわでキメの細やかな柔らかさ。甘すぎず、すっきりとした口溶け感をお楽しみいただけます。
「繁栄」や「歳を重ねる」「末長いお付き合い」などの意味合いから、近頃は慶事の贈り物やお返しとして人気の高いバウムクーヘンですが、お祝い事だけでなく、法事・仏事のお返しとしても是非バウムクーヘンを選んでいただきたいと思います。
え!そうだったの?弔用にも使えるバウムクーヘン
バウムクーヘンは近代に日本へ入ってきたお菓子ですので、こういう用途で使わないといけないというような風習・慣習・決まりは日本のどの地域にもございません。但し、日本ではバウムクーヘンがお祝いごとに使われることが多いことから、「縁起が悪い」、「法事に相応しくないのではないか」という声を聞くこともございます。しかし、最終的には『お渡しする側の気持ちの表れ』とするものですので、お客様自身で選んで頂ければと思います。

製造風景
バウムクーヘンの由来
バウムクーヘンはドイツ発祥のお菓子で、ドイツ語でバウムは「木」、クーヘンは「お菓子」を意味します。年輪のような模様は、バウムクーヘンを作る際に生地を棒の表面に少しずつかけながら、棒を回して焼き上げることを繰り返すことで出来上がります。一層ずつ均一に綺麗に焼き上げるバウムクーヘンは、まさに職人の技が光ります。想像とは違い、実はかなり手間のかかるお菓子なのです。

その歴史とは
バウムクーヘンの起源には諸説ありますが、その中でも有力なのは紀元前のギリシャに誕生した、木の棒に生地を巻きつけて焼いた「オベリアス」というパンの一種だったという説です。1800年代の初めにドイツでバウムクーヘンが生まれ、そのバウムクーヘンが日本に伝わったのは第一次世界大戦の際で、バウムクーヘンで有名な製菓会社「ユーハイム」の創始者カール・ユーハイムが、日本に捕虜として連れてこられたときに、広島県物産陳列館でバウムクーヘンを焼いたのがはじまりです。バウムクーヘンは瞬く間に日本で広まり、現在では普段のお菓子として、結婚式の引き出物としてと、日本人にとって欠かせないお菓子となりました。
魅力と特徴
バウムクーヘンは、年輪を重ねて成長していく樹木の尊い姿にあやかって、長寿や繁栄を願う意味が込められています。また、薄い生地を何層にも重ねて焼き上げていく工程を、幸せを重ねることに見立てて、贈る相手の幸せの長続きを願う意味もあります。ドイツのバウムクーヘンは、ややパサパサ、どっしりかためで、粉やバター、ほんのりスパイスの味を感じる素朴なお菓子ですが、日本では、ふわふわだったり、しっとりだったり、カステラのような柔らかい食感のバウムクーヘンが多いのが特徴で、日本でも定番のお菓子として親しまれています。

さまざまなバウムクーヘン
バウムクーヘンといわれると、まるくふわふわなイメージを持たれる方も多いでしょう。それ以外にもハードバウムクーヘンというものがあります。手作業で一時間かけて焼き上げる新触感のバウムクーヘンでサクッとした触感が楽しめるハードタイプのバウムクーヘンになります。ふっくらふわふわなだけでなく、サクッと新しい触感が楽しめて、美味しくいただけます。
