和菓子職人「田北」がつくる上生菓子の世界

彩花苑では、熟練の職人が作る季節の生菓子を、月替わりでお作りしております。四季折々を菓子で表現する和菓子職人「田北」。和菓子一筋40年、一つひとつ真心を込めて作っております。優しい色合いに、美しい上生菓子。大切な人へのお手土産として、自分へのご褒美として、ご家族団らんのひと時や気の合うお友達とのお茶の友に是非ご賞味ください。

上生菓子_製造工程_5

季節と上生菓子

春・夏・秋・冬と、日本の季節感あふれるお洒落な上生菓子は、お世話になった方や大切なお友達への贈り物として最適です。上生菓子の特徴である、優しい色合いや意匠は、見ているだけでも心が豊かになります。
原材料を厳選し、「安全で美味しい」を心がけてお作りした上生菓子。どうぞ、安心してその意匠とお味をご堪能下さい。

和菓子

上生菓子とは

上生菓子(じょうなまがし)とは、和菓子の一種で、生菓子の中でも特に上質なものを指します。四季の移ろいや花鳥風月を表現した、繊細で美しいお菓子です。季節や名所、古典などからその菓子をイメージした「菓名(かめい)」が付けられる。たとえば、紅葉をイメージした上生菓子には紅葉の名所・竜田川から付けられた「竜田」、柿の形をした練り切りには俳句から付けられた「初ちぎり」などがあります。和菓子職人が熟練の技術を駆使してひとつひとつ丁寧に作り上げます。

上生菓子は冷凍便で発送いたします

冷凍配送でしたら長期保存が可能(20日)で必要なとき解凍して召し上がっていただけます。
(室温20度で30分程度でOK)
またご希望により、冷蔵発送も承っております。ご注文時に連絡欄にご記入ください。
※冷蔵の場合の賞味期限は発送日を含め3日になります。

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上生菓子の歴史

「練り切り」と呼ばれる上生菓子は様々な形があり色とりどりで、私たちの目を楽しませてくれます。現在に継承されているような美しく繊細な練り切りが作られたのは、実は江戸時代以降になります。練り切りのデザインは今から三百年以上前,江戸時代後半に京都で育まれ、全国に広がりました。茶の湯が流行した江戸時代、和菓子の表現が顕著になり、味だけではなく見た目の美しさを追究しました。中でも多く登場するのは植物です。四季の表現、当時の物語の一場面を菓銘で表し、洒落を効かせたものも多くあります。

植物

四季の舞

上生菓子は、季節の移ろいを感じられる繊細な美しさが特徴の和菓子で、春夏秋冬の彩りを表現したお菓子が数多く作られています。見た目や具材、風味や食感、形状や色彩など、さまざまな要素で季節感を醸し出しています。上生菓子は、茶の湯の発展とともに誕生し、現在も進化を続けています。季節の移り変わりを表現するだけでなく、人生の節目に彩を添えることができるお菓子として、定期的なお稽古やお茶会、大切な席でのおもてなしなどに適しています。

練り切り

美しい魅力

「上生菓子」とは、原材料にこだわって作られた口当たりの滑らかなお菓子のことを指し、季節感を表しながら、息を呑むような美しい見た目であることが特徴です。長い歴史の中で和菓子は進化を遂げ、その種類も増え続けてきました。上生菓子は基本的に柔らかい材料で作られるので、自在に形を変化させたり、細部を芸術的に細工したりすることができます。日本の豊かな自然から着想を得ながら、四季を表現して形づくられるものが大部分を占め、それぞれの季節が織りなす繊細な美しさは大きな魅力といえるでしょう。

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